第103回 歯科医師国家試験

全365問・正答つき 8/8ページ

103D38

30歳の女性。下顎右側第二大臼歯の冷水痛を主訴として来院した。近心隣接面に齲蝕を認めたため修復処置を行うこととした。局所麻酔に使用した器具の写真(別冊No.38A)と局所麻酔時の口腔内写真(別冊No.38B)とを別に示す。

103D38の別冊図1

この患者への説明で適切なのはどれか。1つ選べ。

  1. a「下唇がしばらくしびれます」
  2. b「ほほが白くなることがあります」
  3. c「舌を噛まないように注意して下さい」
  4. d「口が開きにくくなることがあります」
  5. e「歯が浮いた感じになることがあります」
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正答 e

103D39

4歳の女児。 2週後の肝臓移植手術を前に歯科受診を指示され来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.39)を別に示す。

103D39の別冊図1

優先すべきなのはどれか。1つ選べ。

  1. a感染源の除去
  2. b審美性の回復
  3. c咀嚼機能の回復
  4. d食生活習慣の改善
  5. e永久歯の萌出余地の確保
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正答 a

103D40

4歳の男児。下顎左側第一乳臼歯が萌出してこないことを主訴として来院した。炎症症状を認めない。初診時の口腔内写真(別冊No.40A)とエックス線写真(別冊No.40B)とを別に示す。

103D40の別冊図1

放置することによって起こり得るのはどれか。すべて選べ。

  1. a病変の縮小
  2. b┌Dの発育不全
  3. c┌Dの自然萌出
  4. d┌4の発育不全
  5. e歯列弓周長の縮小
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正答 bde

103D41

47歳の女性。左側鼻翼基部の腫脹を主訴として来院した。4年前から同部の腫脹に気付いていたが、痛みがないため放置していたという。口腔内からの穿刺によって内溶液を吸引した。初診時の顔貌写真(別冊No.41A)、エックス線造影写真(別冊No.41B)及び摘出物のH−E染色病理組織像(別冊No.41C)を別に示す。

103D41の別冊図1

診断名はどれか。1つ選べ。

  1. a歯根嚢胞
  2. b原始性嚢胞
  3. c鼻歯槽嚢胞
  4. d鼻口蓋管嚢胞
  5. e術後性上顎嚢胞
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正答 c

103D42

4歳の男児。上顎右側乳前歯の脱落を主訴として来院した。上唇の裂傷、 6歯に重度齲蝕および10歯に軽度齲蝕がみられる。男児は保育所に通所しているがコミュニケーションがとりにくく、衣服が汚れている。問診時の母親との会話の一部を示す。

103D42の別冊図1

処置後に特に確認すべきことはどれか。1つ選べ。

  1. a幼児虐待
  2. b栄養摂取障害
  3. c運動機能障害
  4. d自立能力遅滞
  5. e精神発達遅滞
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正答 a

103D43

5歳の男児。下顎左側臼歯部の摂食時痛を主訴として来院した。生活断髄中の口腔内写真(別冊No.42)を別に示す。

103D43の別冊図1

次に行うのはどれか。1つ選べ。

  1. a天蓋除去
  2. b根管口明示
  3. c断髄薬貼付
  4. d罹患歯質除去
  5. e冠部歯髄除去
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正答 c

103D44

32歳の男性。頸部の有痛性の腫脹を主訴として来院した。1週前から左側顎下部に疼痛と腫脹とが出現したという。その後、徐々に増悪し2日前から摂食が困難になったという。初診時の顔貌写真(別冊No.43A)とCT(別冊No.43B)とを別に示す。

103D44の別冊図1
103D44の別冊図2
103D44の別冊図3

最も注意すべきなのはどれか。1つ選べ。

  1. a体 温
  2. b呼 吸
  3. c血 圧
  4. d脈 拍
  5. e疼 痛
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正答 b

103D45

20歳の女性。上顎左側第一小臼歯の一過性の冷水痛を主訴として来院した。コンポジットレジン修復を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.44A)、齲蝕検知液で染色し、水洗した後の写真(別冊No.44B)及び写真Bの濃染部の歯質を除去中の写真(別冊No.44C)を別に示す。

103D45の別冊図1

次に行うのはどれか。1つ選べ。

  1. a接着操作を行う。
  2. bベベルを付与する。
  3. c再び齲蝕検知液で染色する。
  4. d水酸化カルシウム剤を貼付する。
  5. eラウンドバーでさらに除去する。
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正答 c

103D46

9歳の男児。受け口を主訴として来院した。初診時のセファログラム(別冊No.45)を別に示す。

103D46の別冊図1

2枚のセファログラムのトレースを重ね合わせて評価するのはどれか。1つ選べ。

  1. a口呼吸の有無
  2. b下顎の成長方向
  3. c異常嚥下癖の有無
  4. d切歯部咬耗の程度
  5. e下顎の機能的偏位の有無
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正答 e

103D47

50歳の男性。下顎右側第二小臼歯部をインプラント義歯、第一、第二大臼歯部の歯冠修復を陶材焼付鋳造冠にて行うため、印象採得を行った。大臼歯部の印象が鮮明でなかったため、インプラント義歯装着後に再度印象採得を行った。最初の印象で製作した作業用模型の写真(別冊No.46A)と再印象採得時の過程の写真(別冊No.46B、C、D、E)とを別に示す。

103D47の別冊図1

この印象採得法の順番として適切なのはどれか。1つ選べ。

  1. aB→C→E→D
  2. bB→E→C→D
  3. cC→B→E→D
  4. dD→B→C→E
  5. eD→C→B→E
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正答 a

103D48

13歳の女子。口元が出ていることを主訴として来院した。第一大臼歯の咬合関係は左右側ともにAngleⅠ級で、アーチレングスディスクレパンシーは上顎−1mm、下顎−5mmである。セファロ分析の結果、FMIAは47度であった。上下顎両側第一小臼歯を抜去してマルチブラケット装置を用いて治療を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.47A)、顔面写真(別冊No.47B)及びエックス線写真(別冊No.47C)を別に示す。

103D48の別冊図1
103D48の別冊図2
103D48の別冊図3

治療後にみられる変化はどれか。1つ選べ。

  1. aFMAの増加
  2. bFMIAの減少
  3. cIMPAの減少
  4. d上下顎中切歯歯軸傾斜角の減少
  5. eFH平面に対する上顎中切歯歯軸傾斜角の増加
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正答 c

103D49

62歳の女性。下顎義歯の製作中である。口腔内写真(別冊No.48A)と作業用模型の写真(別冊No.48B)とを別に示す。

103D49の別冊図1

適切な大連結子はどれか。2つ選べ。

  1. aリンガルバー
  2. bラビアルバー
  3. cKennedyバー
  4. dリンガルエプロン
  5. eリンガルプレート
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正答 de

103D50

41歳の女性。前歯部での咀嚼障害を主訴として来院した。最近になって急に前歯部の開咬が悪化したという。起床時に手指のこわばりを認めるが数分間で改善するという。仰臥位を取らせたり、硬固物を咀嚼させると下顎が後退し、前歯部の開咬が悪化する。初診時の口腔内写真(別冊No.49A)とエックス線写真(別冊No.49B)とを別に示す。

103D50の別冊図1

必要な検査はどれか。2つ選べ。

  1. aMRI
  2. b超音波検査
  3. c免疫学検査
  4. d筋電図検査
  5. eポリソムノグラフィ検査
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正答 ac

103D51

次の文により51、52の問いに答えよ。 34歳の女性。下顎右側第一大臼歯の冷水痛を主訴として来院した。2週前から一過性の冷水痛を自覚するようになったという。電気診に正常に反応する。コンポジットレジンで修復することとした。初診時のエックス線写真(別冊No.50A)と感染象牙質除去後の口腔内写真(別冊No.50B)とを別に示す。

103D51の別冊図1

窩洞形成で適切なのはどれか。2つ選べ。

  1. a頬側への開放
  2. b舌側への開放
  3. c小窩裂溝部への拡大
  4. d咬合面窩洞辺縁のベベル形成
  5. e歯肉側壁エナメル質の白濁部除去
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正答 de

103D52

次の文により51、52の問いに答えよ。 34歳の女性。下顎右側第一大臼歯の冷水痛を主訴として来院した。2週前から一過性の冷水痛を自覚するようになったという。電気診に正常に反応する。コンポジットレジンで修復することとした。初診時のエックス線写真(別冊No.50A)と感染象牙質除去後の口腔内写真(別冊No.50B)とを別に示す。

103D52の別冊図1

修復に必要なのはどれか。2つ選べ。

  1. aウェッジ
  2. b圧排用綿糸
  3. cセメント裏層器
  4. dマトリックスバンド
  5. eサービカルマトリックス
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