第95回 歯科医師国家試験

全330問・正答つき 7/7ページ

95D41

22歳の男性。第三大臼歯の動揺を主訴として来院した。抜歯のための局所麻酔中に気分不快と呼吸困難とを訴えたので処置を中止した。間もなくテタニー様症状を引き起こした。その時の写真(別冊No.17)を別に示す。

95D41の別冊図1

適切な処置はどれか。2つ選べ。

  1. a昇圧薬投与
  2. b硫酸アトロピン投与
  3. cジアゼパム投与
  4. d呼気再呼吸
  5. e純酸素投与
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正答 cd

95D42

28歳の男性。顔面の違和感を主訴として来院した。耳鳴、難聴、めまいなどはなく、顔面や耳介部の皮膚に発赤などの病的所見はない。目を閉じようとした時の顔面写真(別冊No.18)を別に示す。

95D42の別冊図1

治療薬として適切なのはどれか。2つ選べ。

  1. aカルバマゼピン
  2. b副腎皮質ステロイド薬
  3. cビタミンB₁₂
  4. d抗菌薬
  5. e抗ウイルス薬
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正答 bc

95D43

19歳の女性。下顎左側大臼歯部の疼痛を主訴として来院した。1か月前から腫脹、疼痛を自覚したという。初診時のエックス線写真(別冊No.19A、B、C)を別に示す。

95D43の別冊図1
95D43の別冊図2

考えられる疾患はどれか。 1つ選べ。

  1. aエナメル上皮腫
  2. b神経鞘腫
  3. c中心性血管腫
  4. d単純性骨嚢胞
  5. e歯根嚢胞
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正答 a

95D44

18歳の男子。上顎前歯部の違和感を主訴として来院した。初診時のエックス線写真(別冊No.20A、B、C)を別に示す。

95D44の別冊図1
95D44の別冊図2
95D44の別冊図3

疑われる疾患はどれか。2つ選べ。

  1. a単純性骨嚢胞
  2. b歯根嚢胞
  3. c原始性嚢胞
  4. d鼻口蓋管嚢胞
  5. e術後性上顎嚢胞
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正答 cd

95D45

32歳の男性。右側下唇部の損傷を主訴として来院した。1時間前に転倒し、机の角に強打したという。受傷後意識障害はない。初診時の顔面写真(別冊No.21)を別に示す。

95D45の別冊図1

まず行うべき処置はどれか。 1つ選べ。

  1. a輸血
  2. b副腎皮質ステロイド薬投与
  3. c抗菌薬投与
  4. d止血薬投与
  5. e創部縫合
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正答 e

95D46

28歳の女性。突然の歯肉出血を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.22A、B)を別に示す。血液学検査の結果を表に示す。

95D46の別冊図1
95D46の別冊図2

考えられる診断名はどれか。 1つ選べ。

  1. a血小板無力症
  2. b血小板減少性紫斑病(ITP)
  3. c血友病
  4. dvon Willebrand病
  5. e白血病
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正答 b

95D47

77歳の男性。口腔の白斑を主訴として来院した。1週前から舌にヒリヒリした感じとともに白斑が生じ、次第に口腔全体に広がったという。初診時の口腔内写真(別冊No.23A、B)を別に示す。

95D47の別冊図1

有効な薬剤はどれか。2つ選べ。

  1. a副腎皮質ステロイド軟膏
  2. bミコナゾールゲル
  3. cセフェム系抗菌薬
  4. dテトラサイクリン系抗菌薬
  5. eアムホテリシンB
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正答 be

95D48

27歳の男性。左側顔面の腫脹と口腔の疼痛とを主訴として来院した。2日前にピリピリとした疼痛とともに腫脹し、左側口蓋部にも接触痛を生じたという。初診時の顔貌写真(別冊No.24A)と口腔内写真(別冊No.24B)とを別に示す。

95D48の別冊図1
95D48の別冊図2

有効でない薬剤はどれか。 1つ選べ。

  1. a含嗽薬
  2. b副腎皮質ステロイド薬
  3. c抗菌薬
  4. d非ステロイド系抗炎症薬
  5. e抗ウイルス薬
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正答 b

95D49

13歳の男子。上唇の腫脹を主訴として来院した。3か月前から腫脹してきたが、疼痛はないという。上唇以外の顔貌および口腔粘膜には異常はない。初診時における口唇部の写真(別冊No.25A、B)を別に示す。

95D49の別冊図1

考えられる疾患はどれか。 1つ選べ。

  1. a歯性感染の波及
  2. bQuincke浮腫
  3. c肉芽腫性口唇炎
  4. dMelkersson-Rosenthal症候群
  5. e腺性口唇炎
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正答 c

95D50

41歳の女性。右側頬部の違和感を主訴として来院した。15年前に上顎洞根治手術を受けたという。上顎右側大臼歯歯肉頬移行部を穿刺したところ、茶褐色で粘稠な内容液が得られた。初診時のエックス線写真(別冊No.26A、B)を別に示す。

95D50の別冊図1
95D50の別冊図2

考えられる疾患はどれか。 1つ選べ。

  1. a脈瘤性骨嚢胞
  2. b歯原性角化嚢胞
  3. c上顎洞粘液嚢胞
  4. d術後性上顎嚢胞
  5. e歯性上顎洞炎
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正答 d

95D51

60歳の男性。両側耳下腺部の腫瘤を主訴として来院した。4年前に右側、2年前に左側の耳下腺部に腫瘤を生じたという。初診時の顔貌写真(別冊No.27A)とCT写真(別冊No.27B)、病理組織像(別冊No.27C)を別に示す。

95D51の別冊図1
95D51の別冊図2
95D51の別冊図3

診断名はどれか。 1つ選べ。

  1. a慢性耳下腺炎
  2. b多形性腺腫
  3. cWarthin腫瘍
  4. dKüttner腫瘍
  5. e粘表皮癌
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正答 c

95D52

71歳の男性。下顎左側歯槽部の疼痛を主訴として来院した。3年前、咽頭部扁平上皮癌のために放射線治療を受けたという。初診時の口腔内写真(別冊No.28A)とエックス線写真(別冊No.28B)とを別に示す。

95D52の別冊図1

次に行うべき検査法はどれか。3つ選べ。(編注:時代の変遷により問題を一部改変した)

  1. a骨密度検査
  2. b超音波検査
  3. cエックス線CT検査
  4. dシンチグラフィ
  5. e病理組織学検査
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正答 cde

95D53

34歳の男性。口腔内の疼痛を主訴として来院した。4日前38.0℃の発熱があり、その後口唇と歯肉とに接触痛を生じたという。血液学検査で、赤血球数458×10⁴/μl、白血球数5,300/μlであった。初診時の口腔内写真(別冊No.29A、B、C)を別に示す。

95D53の別冊図1

適切な処置はどれか。3つ選べ。(編注:時代の変遷により問題を一部改変した)

  1. a補液
  2. b含嗽薬投与
  3. c抗真菌薬投与
  4. d副腎皮質ステロイド薬投与
  5. e抗ウイルス薬投与
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正答 abe

95D54

62歳の男性。右側舌縁部の白斑を主訴として来院した。3か月前に気付いたが、疼痛はなかったという。初診時の口腔内写真(別冊No.30A)と生検時の病理組織像(別冊No.30B)とを別に示す。

95D54の別冊図1

適切な処置はどれか。 1つ選べ。

  1. a副腎皮質ステロイド軟膏塗布
  2. b抗真菌薬投与
  3. cビタミンC投与
  4. d切除
  5. e放射線治療
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正答 d

95D55

64歳の女性。左側口蓋部の腫瘤を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.31A)と生検時の病理組織像(別冊No.31B)とを別に示す。

95D55の別冊図1

診断名はどれか。 1つ選べ。

  1. a歯槽膿瘍
  2. b粘液腫
  3. c線維腫
  4. d多形性腺腫
  5. e扁平上皮癌
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正答 d

95D56

ADLの指標でないのはどれか。

  1. a入浴
  2. b歯磨き
  3. c衣服の着脱
  4. d移動
  5. e食事
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正答 b

95D57

食物摂取と齲蝕発生との関係で正しいのはどれか。3つ選べ。(編注:時代の変遷により問題を一部改変した)

  1. a歯垢内で産生される酸は単糖類より多糖類からの方が多い。
  2. b食事中の甘味飲料の影響は大きい。
  3. c糖質の中ではショ糖が最も齲蝕誘発性が強い。
  4. d線維質に富む食品は清掃性食品とされる。
  5. eキャラメルは潜在脱灰能の大きい食品である。
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正答 cde

95D58

学校の健康診断でCOを見極めるのに適切なのはどれか。 1つ選べ。

  1. a口腔内写真撮影
  2. b咬翼法エックス線撮影
  3. c鋭利でない探針による触診
  4. d齲蝕検知用薬剤の使用
  5. eミュータンスレンサ球菌の検出
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正答 c

95D59

刷毛の角度が歯軸に対して45度である刷掃法はどれか。 1つ選べ。

  1. a水平法
  2. b垂直法
  3. cフォーンズ法
  4. dバス法
  5. eチャーターズ法
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正答 d

95D60

ブラッシングの効果判定に用いられるのはどれか。 1つ選べ。

  1. aPHP
  2. bCFI
  3. cRID
  4. dCPI
  5. eDAI
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正答 a

95D61

PMTCに含まれるのはどれか。2つ選べ。(編注:時代の変遷により問題を一部改変した)

  1. a予防填塞
  2. b歯周ポケット掻爬
  3. c術者磨き
  4. d歯面研磨
  5. eフッ化物歯面塗布
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正答 cd

95D62

健康日本21(第三次)の目標または基本的な方向に含まれないのはどれか。1つ選べ。

  1. a健康寿命の延伸
  2. b健康格差の縮小
  3. c歯周病を有する者の減少
  4. dライフコースアプローチを踏まえた健康づくり
  5. e高齢者の義歯管理方法の統一
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正答 e

95D63

歯周疾患予防の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。(編注:時代の変遷により問題を一部改変した)

  1. aブラッシング──第3次予防
  2. b歯周補綴処置──第3次予防
  3. c歯周疾患検診──第2次予防
  4. d抗菌薬の投与──第1次予防
  5. e歯周ポケット測定──第1次予防
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正答 bc

95D64

ヒトの歯の値より大きいのはどれか。 1つ選べ。

  1. aアクリルレジンの弾性係数
  2. bコンポジットレジンの熱膨張係数
  3. cリン酸亜鉛セメントのヌープ硬さ
  4. dグラスアイオノマーセメントの圧縮強さ
  5. eコンポジットレジンの密度
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正答 b

95D65

硬化熱処理が有効なのはどれか。 1つ選べ。

  1. a低融銀合金
  2. b金銀パラジウム合金
  3. cコバルトクロム合金
  4. dType1金合金
  5. e22K金合金
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正答 b

95D66

ろう付け時にフラックスとしてホウ砂を使用するのはどれか。 1つ選べ。

  1. aチタン
  2. bコバルトクロム合金
  3. cニッケルクロム合金
  4. d低融銀合金
  5. e金銀パラジウム合金
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正答 e

95D67

クラスプ用材料で適切でない性質はどれか。 1つ選べ。

  1. aたわみ性
  2. b剛性
  3. cクリープ
  4. d適合性
  5. e疲労強さ
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正答 c

95D68

融解温度が最も高いのはどれか。 1つ選べ。

  1. aType1金合金
  2. bType4金合金
  3. c14K金合金
  4. d陶材焼付用金合金
  5. e金銀パラジウム合金
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正答 d

95D69

熱膨張係数がエナメル質よりも小さいのはどれか。 1つ選べ。

  1. a金合金
  2. b陶材
  3. cアマルガム
  4. dコンポジットレジン
  5. eアクリルレジン
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正答 b

95D70

引張試験を行った5種の歯科用合金の応力─ひずみ曲線を図に示す。

95D70の別冊図1

正しいのはどれか。 1つ選べ。

  1. aA合金は比例限が最も大きい。
  2. bB合金は弾性係数が最も小さい。
  3. cC合金は伸びが最も大きい。
  4. dD合金は耐力が最も小さい。
  5. eE合金は弾性限が最も大きい。
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正答 a

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